プロフィールと歩み

栗原誠治さん(ロータリークラブ例会での講演にて)

ロータリークラブ例会での講演より

栗原 誠治くりはら せいじ/脚本家・演出家

佐賀に生まれ、10代から音楽と演劇に親しむ。20代で最初の劇団を立ち上げ、 以来、佐賀を拠点に舞台の創作を続けてきた。佐賀新聞のコラム「文化時評」を 10年にわたり執筆。30代は、学校に行けない子どもたちが 遊びやスポーツ、ものづくりを通して自分を見つけるお手伝いに力を注いだ。

2004年、10代の子どもたちによる本格的なミュージカル創作集団 「ティーンズミュージカルSAGA」を発足。以来、世代の異なる3つの劇団・スクールを 育てながら、脚本と演出のすべてを手がけ、1,000回を超える舞台を創作してきた。

2023年、「ミュージカル県SAGAプロジェクト」を立ち上げ、翌2024年1月、 公募で集まった県民とともにSAGAアリーナでのミュージカル公演を実現。 現在は、演劇・歌・ダンスを学べるミュージカルアカデミーも開き、 佐賀の文化芸術の裾野を広げ続けている。

育ててきた場所

世代の異なる、3つの稽古場

5歳から90歳を超える人まで。誰にでも、舞台に立つ入口がある。

子どもたちのレッスン風景
ティーンズミュージカルSAGA
10代
2004年発足。子どもたちが本格的なミュージカルを創作する集団。大人はサポート役に徹する。旗揚げ公演「Peach Kids」には5,000人が来場。これまでにおよそ1,000ステージ。
SAGAパーフェクトシアターの東京公演を伝える新聞記事
SAGAパーフェクトシアター
45歳以上
2007年創設。中高年から始める劇団。人生の経験が、そのまま舞台の厚みになる。全編佐賀弁の法廷劇を携えて東京公演も果たした。
体をほぐすところから始める子どもたちのレッスン
ナノ ミュージカル スクール
5〜10歳
いちばん小さな入口。歌って、踊って、演じることの楽しさから始める。 現在は教え子に引き継がれ、nanoミュージカルスクールとして佐賀市で活動を続けている。
スタジオ「風のたね」でのレッスン風景
スタジオ「風のたね」
レッスン会場は佐賀駅から徒歩5分。子どもから大人まで、ここで表現活動を学んでいる。
舞台や音響を学ぶ子どもたち
演じるだけが、舞台じゃない
子どもたちは舞台づくりや音響も学ぶ。裏方の仕事も、自分たちの手で。
3つの流れが、ひとつに
ミュージカル県SAGAプロジェクト
2023年2月 立ち上げ
3つの稽古場で育ててきた約20年の力を合流させ、「県民がつくる史上初のアリーナミュージカル」へ。 公募で集まった2歳から90歳超の県民約200人とともに、2024年1月、SAGAアリーナで 「佐賀の夜の夢」を実現した(来場4,400人)。
県民ミュージカルのレッスン風景 広報活動も県民みんなで 武雄ケーブルワンでの告知。県内を巡り声をかけていった 佐賀市長への表敬訪問
プロジェクト公式サイト →
そこから生まれた、新しい学びの場
ミュージカルアカデミー
2024年5月 開校(佐賀市)
アリーナ公演の経験とノウハウを、一過性で終わらせないために。 演技・表現、歌、ジャズダンス、バレエなど8つのクラスを設け、栗原代表ら7人の講師と外部講師が指導する。 県内外から10歳から70歳まで約50人が入学し、開校3ヶ月後の2024年8月には 旗揚げ公演「12人の怒れる佐賀ん達」(浪漫座)を上演した。
バレエレッスンの様子 ブロードウェイダンスセンターのトップインストラクターCHIO氏を招いたワークショップ レッスンで体をほぐす様子 スタジオでのクリスマス会
ニューヨークのブロードウェイダンスセンター(BDC)からトップインストラクターのCHIO氏を招いたワークショップも、スタジオ風のたねで開催している。
アカデミーの案内ページ →

稽古場から

育っていった人たち

舞台に立った子どもたちが、それぞれの場所で表現の仕事をしている。

卒団生・片渕茜さんが講師を務めた講座のチラシ
テレビ局のアナウンサーに
卒団生の片渕茜さんはテレビ東京のアナウンサーとなり、現在はニューヨーク支社へ。故郷・佐賀で「伝える力」を伝える講座の講師も務めた。
裏方として舞台を支える卒団生
舞台を支える裏方に
舞台そのものに興味を持ち、裏方として活躍する卒団生も。稽古場で覚えた音響や舞台づくりが、そのまま仕事になっていく。
佐賀市の観光大使として活躍する現役メンバー
まちの顔として
現役メンバーには、佐賀市の観光大使として活躍する団員もいる。

まちのなかで

人が出会い、つながる場をつくる

舞台の外でも、人が集まる場所をつくり続けている。

町中ライブに集まった人たちの集合写真
町中ライブ、500回を超えて
毎週金曜日、むつごろう広場で開いている町中ライブは500回を突破。 人と人が出会い、つながる場づくりとして続いている。
銭湯跡につくったまちづくりの拠点でのイベント
銭湯跡が、まちの拠点に
佐賀市の商店街のそば、銭湯だった建物を、まちづくりの拠点として生まれ変わらせている。

歩み

佐賀の舞台とともに

10代
佐賀で音楽・演劇に親しむ
20代
最初の劇団を設立
佐賀新聞「文化時評」を10年執筆
30代
不登校の子どもたちの自己発見支援に携わる
2004年
ティーンズミュージカルSAGA 発足旗揚げ公演「Peach Kids〜現代版桃太郎」に5,000人が来場
2007年
SAGAパーフェクトシアター 創設
2018年
「えんとつ町のプペル」を舞台化原作者・西野亮廣さんに直接連絡し、絵本の使用許諾を得て脚本化
2020年
コロナ禍に、YouTubeで「演劇塾」の配信を始める稽古場で行っている発声と表現の基本を、家にいる子どもたちへ
2022年9月
佐賀さいこう表彰「自発の地域づくり・協働部門」受賞地域づくりへの長年の取り組みが認められ、佐賀県から表彰
2023年
ミュージカル県SAGAプロジェクトを立ち上げ
2024年1月
SAGAアリーナで県民ミュージカル「佐賀の夜の夢」を上演公募で集まった県民約200人が出演・観客4,400人
2024年5月
ミュージカルアカデミー 開校
2025年2月
ミュージカル「くものもく」を上演(佐賀市文化会館)

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kaze.seiji@gmail.com