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代表より

若い人に渡すべきは、応援じゃなく「本気の現場」だと思う

舞台に立つ県民キャストたち

今日、8月12日は国際青少年デーだそうです。 国連が定めた、世界中で若い人たちのことを考える一日。

こういう日が来ると、大人はつい「若い人を応援しよう」と言いたくなります。 僕もそうでした。頑張れ、夢を持て、可能性は無限だ。

でも最近、それは少しずるい言葉じゃないかと思うようになりました。

応援は、安全な場所からでもできてしまう

声をかけるだけなら、こちらは何も差し出さなくていい。 そして言われた側は、「じゃあその夢、どこでやればいいんですか」という 一番肝心なところに、置き去りにされる。

佐賀で十代を過ごした人なら、たぶん一度は思ったことがあるはずです。 やってみたい気持ちはある。でも、そのための場所が、この街にあるだろうか、と。

だから僕らがやろうとしているのは、応援ではなくて、現場をつくることです。

発表会ではなく、本物の現場を

2027年9月26日、SAGAアリーナ。 第2回公演『ピーターパン 〜ネバーランドSAGA〜』を、昼夜2公演で上演します。 舞台に立つのは、佐賀の県民、約300人。

大事なのは、これが「子ども向けの発表会」ではないということです。 本物の大きさの会場で、本物の緊張と、本物の拍手がある。 稽古はきついし、うまくいかない日もある。 でも、その全部が本物であることに意味があると思っています。

第1回『佐賀の夜の夢』では、約4,200名のお客様に足を運んでいただき、黒字で幕を下ろすことができました。 あのとき舞台の上にいた若い出演者たちの顔つきが、半年で変わっていったのを、僕は間近で見ています。 誰かに褒められたからではなく、自分で乗り越えたからです。

若い人に必要なのは、褒め言葉より先に、本気で立てる場所なのだと思います。

必要なのは「行ってみようかな」だけ

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そして、これを読んでいる大人の方へ。 明日からお盆で、家族や親戚が集まる方も多いと思います。 もし十代の子が近くにいたら、「頑張れ」の代わりに、こういう場所があるよ、と一言だけ渡してみてください。 それは応援よりずっと強い後押しになります。

もっと遠くへ行けるのではないか。 その問いは、僕ら大人だけのものではなく、いま十代の彼ら彼女らのものでもあるはずです。

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