ブログ一覧へ
担当スタッフ

引き換えていない券

ミュージカル県SAGAの活動の様子

九月二日。今日は宝くじの日だそうです。「く(9)じ(2)」の語呂合わせで、六十年近く前に決められたと聞きました。 目的は、当せん金の引き換え忘れを防ぐことなのだそうです。 つまり、当たっているのに気づかないまま期限が過ぎてしまう券が、毎年それなりの数ある、ということですね。

この話を知ったとき、少し胸のあたりがざわつきました。券の話に聞こえなかったからです。

もう持っているのに、確かめていない

説明会や稽古場で、こういう方によく会います。 歌が好きで、学生のころ合唱をやっていて、今も車の中では歌っている。 舞台を観に行くのも好きで、終わったあとしばらく席を立てなくなる。 それなのに、自分が出る側になるとは考えたこともなかった、という方。

その人はたぶん、もう持っているんです。何十年も財布の奥に入れたまま、確かめていないだけで。

第1回公演『佐賀の夜の夢』には、約4,200名のお客様に来ていただき、黒字で幕を下ろすことができました。 あの舞台に立った人たちの多くは、経験者ではありません。 ずっと「いつか」と思っていた人が、ある日たまたま、確かめてみた。それだけのことです。

確かめる、というのは、上手いかどうかを誰かに判定してもらうことではありません。 一度その場に行ってみる、というだけのことです。

入口は、三つあります

第2回は2027年9月26日、SAGAアリーナ。昼と夜の二回です。 募集ページには、出る人・手伝う人・観る人という三つの入口を並べました。どれを選んでも、この舞台の当事者です。 ミュージカルアカデミーでは、体験レッスンも受付中です。

ひとつだけ、うかがってみたいことがあります。 あなたが引き換えないまま持っている券は、どんな券でしょうか。 歌でなくてもいいんです。絵でも、大工仕事でも、人の世話でも。

もっと遠くへ行けるのではないか。

出演者・スタッフ募集をみる アカデミーの体験レッスン