両隣がいて、はじめて立ち位置が決まる

きょう九月二十二日は「国民の休日」です。この日そのものに名前がついているわけではなくて、 前の日が敬老の日、次の日が秋分の日、その間に挟まれた平日は休みになる——そういう決まりがあるのだそうです。 おかげで今年は土曜から水曜までの五連休で、この並びは十一年ぶりだと聞きました。 (制度の細かな条文は、私も調べた範囲です。要確認としておきます。)
面白いのは、この日には由来がないことです。祝うべき出来事も、記念すべき人物もいない。 それでも、今日は休日になっている。両隣が、この一日を休日にしたわけです。
朝、バス停の前を通ったら、時刻表が休日ダイヤのほうで動いていました。 火曜日なのに、国道の車が少ない。カレンダーのマスには、何も書いていません。
立ち位置は、自分では決められない
ダンスの稽古で、いちばん最初に覚えるのは、振りではありません。立ち位置です。
そして、その立ち位置は、自分一人では決まりません。右隣の人との距離、左隣の人との距離。 それを合わせることで、はじめて自分の場所が定まります。 床に印をつけることもありますが、本番の広い会場では、結局、隣を感じる力のほうが頼りになります。
三百人が並ぶ舞台では、これがそのまま全体の形になります。 一人ひとりが「自分の場所」を探しているのではなくて、隣どうしの距離が、勝手に形をつくっていく。 稽古場で見ていると、少し不思議な光景です。
居場所は、先にあるものではありません。誰かの隣に立った日に、生まれます。
「自分に居場所があるだろうか」と迷っていらっしゃる方に、お伝えしたいことがあります。 順番が、逆なのだと思います。
今度の日曜、駅前に集まります
2027年9月26日、SAGAアリーナ。第2回公演『ピーターパン 〜ネバーランドSAGA〜』、昼夜2公演です。 舞台に立つ人が約300人、支える人が約200人、客席で観てくださる方が約12,000人。 第1回『佐賀の夜の夢』には約4,200名の方が来てくださり、収支も黒字で終えることができました。
その最初の一歩として、9月27日(日)15時から、佐賀駅前交流広場でキックオフ集会を開きます。 入場無料、申込も要りません。通りがかりに足を止めていただくだけで構いません。 出演のオーディションは、今年の11月を予定しています。
ひとつだけ、うかがってみたいことがあります。 あなたが「ここにいていい」と最初に感じたのは、どんな場所でしたか。
もっと遠くへ行けるのではないか。それが、私たちの合言葉です。 出る人、手伝う人、観る人。三つの入口を、ご用意してお待ちしています。