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担当スタッフ

満ちる二日前を、名月と呼ぶ

稽古場の様子

きょう九月二十五日は、中秋の名月です。十五夜、お月見の日。 スーパーの店先に、白い団子とススキが並びはじめました。

調べてみて、少し驚いたことがあります。今年の満月は、今日ではありません。九月二十七日です。 中秋の名月と満月が、二日もずれている。 旧暦は新月の日を「一日」と数える決まりなので、十五夜が満月とぴったり重ならないことは、しばしば起こるのだそうです。 二日もずれるのはやや珍しく、前回は二〇一七年、次は二〇四三年らしい、とも読みました (年の細部は、私も調べた範囲です。要確認としておきます)。

昔から人が見上げて「名月」と呼んできたのは、満ちきる前の月だった。

完成した日より、途中のほうを長く見ている

稽古場にいると、これが他人事に思えません。

本番の舞台は、もちろん美しい。けれど私がいちばん長く見ているのは、まだそこまで行っていない時間のほうです。 振りが半分しか入っていない。歌の高いところで声がひっくり返る。 それでも、昨日できなかったところが今日できるようになる瞬間があって、本人が自分でいちばん驚いた顔をする。 あの顔のために通っているようなところがあります。

オーディションのご相談をいただくとき、いちばん多いのは「まだ何もできないので」という言葉です。 歌を習ったことがない、踊ったこともない、人前が苦手だ、と。

でも、私たちが見たいのは、満ちきった月ではありません。これから満ちていく月のほうです。 稽古が始まってから本番までは、一年近くあります。 その一年で人が変わっていくところを見たくて、このプロジェクトをやっている、と言ってもいいくらいです。

満月は、あさってです

2027年9月26日、SAGAアリーナ。第2回公演『ピーターパン 〜ネバーランドSAGA〜』、昼夜2公演です。 舞台に立つ人が約300人、支える人が約200人、客席で観てくださる方が約12,000人。 この三つが、そのまま三つの入口です。 第1回『佐賀の夜の夢』には約4,200名の方が来てくださり、収支も黒字で終えることができました。

そして今年、月が満ちるのは九月二十七日。 ちょうど、私たちが佐賀駅前交流広場でキックオフ集会を開く日にあたります。 9月27日(日)15時から、入場無料、申込も要りません。通りがかりに足を止めていただくだけで構いません。 出演のオーディションは、今年の11月を予定しています。

ひとつだけ、うかがってみたいことがあります。 あなたが今、途中のまま続けていることは、なんですか。

もっと遠くへ行けるのではないか。それが、私たちの合言葉です。 出る人、手伝う人、観る人。三つの入口を、ご用意しています。

出る・手伝う・観る/募集を見る 9月27日 キックオフ集会について