受け渡されていく夜

きょう十月十七日、唐津市呼子町では秋祭り「呼子くんち」が行われると聞きました。親子鯨をかたどった山車が、町を練り歩くのだそうです。
お祭りの夜は、毎年同じようでいて、同じではないのだろうと思います。山車を引く人、囃す人、沿道で見守る人。去年は沿道にいた子が、今年は綱を握っている。そうして町の時間は、少しずつ次の人の手へ渡っていくのでしょう。
稽古場にも、似た光景があります。上級生が下級生の手を取って振りを教え、教わった子が、いつか誰かに教える側になる。私たちが「クリエイティブを、次の世代へ繋ぐ」と言うのは、そうした小さな受け渡しの積み重ねのことです。第1回『佐賀の夜の夢』に約4,200名の方が来てくださり、黒字で終えられたのも、たくさんの手から手へ渡された時間があったからでした。
次の幕は、2027年9月26日
第2回『ピーターパン 〜ネバーランドSAGA〜』は、2027年9月26日、SAGAアリーナで昼夜2公演。本番まであと344日です。入口は三つ。舞台に立つ「出る人」が約300人、裏で支える「手伝う人」が約200人、客席で観てくださる「観る人」が約12,000人です。
出演者オーディション、応募受付中
応募締切は2026年11月15日(日)23時59分。オーディション本番は11月21日(土)・22日(日)、会場は旧さがレトロ館(佐賀市城内2-8-8)です。対象は佐賀県在住の方で、年齢も経験も問いません。300名募集、参加費1,000円。応募は少しずつ増えています。くわしくは特設ページ https://musical-saga.jp/audition/ をご覧ください。ミュージカルアカデミーの体験レッスンも受付中です。
ひとつ、うかがいたいことがあります。あなたの町の秋祭りで、いちばん覚えている景色は、どんなものですか。
もっと遠くへ行けるのではないか。次の手紙でも、稽古場のことを書きます。